松井たかしのプラン5
5.環境にやさしい街づくり
■①ごみや二酸化炭素排出を減らし、環境にやさしい街づくりを進めます。 ◯都市化対策と地球温暖化対策が求められる川崎
環境基本条例に基づいて策定された環境基本計画
川崎市は、全国に先駆けて1991年に「環境基本条例」を定め、環境都市としての取り組みを推進してきた街です。
当初は大気汚染をはじめとする公害が大きな問題でしたが、現在は、人口増大によるごみ問題、再開発による緑の喪失、国際的に実効性のある地球温暖化対策が求められています。
◯武蔵小杉における実証実験と川崎の持つ技術
武蔵小杉地区HEMS実証実験
ここ中原区ではこうした時代の要請を背景に、武蔵小杉地区においてHEMS(家庭や施設内への電力消費等の管理システム)を利用した実証事業を2015年7月から開始しようとしています。
具体的にはエネルギー使用量の見える化を図り、関連するデータを公開・活用することで、多様な事業者と連携した生活関連サービスを創出し、低炭素社会の実現とエネルギー効率の高い新しい暮らしのかたちを提案しようとしています。
また、川崎はものづくりの街として優れた技術を持つ地元企業が多いことから、これらの蓄積されたノウハウを活用することで、新たな取り組みが可能なものと考えます。
松井たかしは、こうした新たな取り組みとともに、川崎が持つ優れた技術を活用した環境にやさしい街づくりに取り組みます。
■②緑化活動をさらに拡充するとともに、二ヶ領用水周辺の整備に努めます。 ◯緑ある中原区への取り組み
中原区役所のゴーヤの緑のカーテン
川崎市は、「花と緑のうるおいあるまち」の実現に向けて、市民100万本植樹事業、みどりの事業所推進事業、屋上緑化・壁面緑化推進事業などに取り組んでいます。
特に中原区は宅地化が進んだことにより緑が減る中、井田三舞町・井田杉山町において地域緑化推進地区としての活動が進められています。
◯市民の憩いの場、桜・桃の名所となった
土木遺産「二ヶ領用水」
春の二ヶ領用水
その昔、農業用水路として整備された二ヶ領用水が、現在は市民の憩いの場として整備され、春には中原区内でも有数のお花見場所になっています。
現在、新城から井田までと、小杉十字路から法制二高正門前までが遊歩道として整備されています。
さらに元住吉までの整備が現在進められており、憩いの場が広がろうとしています。
松井たかしは、土木遺産「二ヶ領用水」をはじめとした主要河川や遊歩道の整備、市民の皆さんの憩いの場づくり、気持ちのよい街づくりに向けて取り組みます。
■ 出典・資料 *1:川崎市環境基本条例 *2:川崎市環境基本計画(川崎市環境基本条例に基づく具体的な取り組み計画) *3:かわさきらしいスマートシティ構想の推進 *4:川崎市都市緑化推進事業 *5:江川せせらぎ遊歩道 *6:二ヶ領用水総合基本計画