東日本大震災から10年目を迎え

本日、2021年3月11日、東日本大震災から10年目を迎えました。
震災でお亡くなりになった方に心よりご冥福をお祈りするとともに、被災された方々に対しましてお見舞を申し上げます。
当時、職場で業務を行っているとき、午後2時46分、東北地方太平洋沖地震が発生しました。川崎にある職場でも大きな揺れを感じ、防災訓練で行っていた通りに机の下に揺れがおさまるまで身を隠していました。その後、建屋の外に出て、人員確認等が行われましたが、当日はどんよりと曇り、肌寒かったことを記憶しています。その時はなかなか情報が入ってこず、どのような被害が出ているかはわかりませんでした。しかし、時間が経つにつれてインターネット、ラジオ、テレビなどにより情報が入ってくると大きな被害が出ていること、津波の映像などを見て、その被害の大きさに驚愕したことを今でも覚えています。
このような災害が起こったときに、どのような行動をとるのかということは、やはり常日頃からの訓練が重要になってくると思っています。「釜石の悲劇」といわれる釜石市鵜住居地区防災センターでのできごとから得られた教訓は、これからも訓練などを通じて引き継いでいかなければならないものだと思います。
私自身、2017年7月以降、現地には訪れてはおりませんが、それまでの間、幾度か訪れ、がれきの撤去のお手伝いをしたり、被災状況のお話を聞かせていただいたりしました。また今もそうですが、支援の一助として被災地となったところのものを購入させていただいています。
直接、現地の状況を見れてはいませんが、テレビ等で拝見させていただくと、以前と比べて復興は進んではいるものの、まだまだ道半ばだと感じています。震災から10年、あらためて自分自身が何をすべきなのか、自問自答し、行動していきたいと思います。