松井たかしのプラン2
2.いきいきと働ける街づくり
■①新たな産業の創造・育成支援と市内企業の活性化により雇用を創出し、いきいきと働ける街づくりをめざします。 ◯産業育成と市民サービスの充実は両輪の関係
川崎市はこれまで京浜工業地帯の中核に位置するものづくりの街として、日本の発展に大きく貢献するとともに、多くの雇用を生み出してきました。
川崎市はこうした環境を背景とした市民税(個人・法人)、固定資産税、事業税といった税収や各種公営事業収入からなる豊かな財政を生かし、過去においては、活力ある地域社会をはぐくむための産業育成と市民サービスの充実に取り組んできましたが、現在はその構造が崩れた状態にあります。
◯財政健全化と成長産業戦略に取り組む川崎市
川崎市はこうした状況に対し、「川崎市行財政改革プラン」に基づき財政健全化を図るとともに、「川崎再生フロンティアプラン」に基づく「かわさき産業振興プラン」を策定し、現在、12の成長産業戦略を進めています。
また、川崎市内には200を超える大学や企業の研究機関とものづくりの街を支える優れた技術を持つ市内企業が数多くあることから、市は「川崎市知的財産戦略」を策定し、具体的な「推進プログラム」の取り組みを開始しています。
私が勤める富士通でも開発したものの、最終的に使われなかった特許などを、市の知的財産コーディネーターを通して紹介し、市内企業の製品開発等につなげる取り組みを行っています。
◯機動的な対応と市内企業との連携に向けて
今後も活力あふれる街づくりを進めるためには、これらの戦略と合わせて、新たな産業の創造・育成と優れた技術を持つ市内企業との連携を機動的に図っていくことが必要だと考えます。
また、こうした取り組みを継続的に進めていくことが川崎市の次代の地域産業を育て、大きな産業クラスターに育つ土壌になるものと考えます。
松井たかしは、新たな産業と雇用を創出するとともに、市内企業との連携を図り、いきいきと働ける街づくりに取り組みます。
■ 出典・資料 *1:川崎市行財政改革プラン *2:川崎再生フロンティアプラン *3:かわさき産業振興プラン新実行プログラム *4:川崎殿町キングスカイフロント(ライフサイエンス・環境分野の新産業創出イノベーション拠点) *5:新川崎・創造のもり(日本の未来を支える科学・技術や新しい産業を創造する先端研究開発拠点) *6:川崎市知的財産戦略 *7:大企業と中小企業の知的財産マッチング支援 *8:川崎市とともにめざす持続的な街づくり(富士通ジャーナル)